確定拠出年金(DC)を始めないと損?!いまさら聞けない確定拠出年金の仕組みとメリット・デメリットを押さえよう!

ゴリラ取締役

<ゴリラ取締役>

年利20%を超えるパフォーマンスで資産運用するゴリラ。投資を始めた頃は知識も経験もなく負けを重ねるも、ファイナンシャルプランナーの資格を取得し、復活。相場に関する膨大な情報を収集・分析し、投資の掟7箇条を独自に策定。初年度よりFXの勝率は90%を超える。FP事務所を設立し、ライフプランを豊かにするための金融全般に関するコンサルティングを提供。ファイナンシャルプランニング技能士2級。AFP認定者。

確定拠出年金 とは?

確定拠出年金 ってよく聞くけどいまいちよくわかっていない。始め方がわからない。なんで始めるべきなのかがわからない。そんな方結構多いかと思う。そんなあなたに一言申す。

もったいなっ!!!

はい。マジでもったいないです。でも、確かに始めるべき理由とか制度のメリット自体をわかりやすくまとめているサイトって意外と少ないんですよね。。なので、今回は皆さんがこの記事を読んですぐに確定拠出年金を始められるようにわかりやすく、簡潔にまとめているのでこれを機に是非始めてもらえればと思います。投資やファイナンスの知識がなくても確定拠出年金は始められるので安心して読み進めてくださいね。まずは確定拠出年金を始める上で知っておくべき日本の年金制度について説明しましょう。

ゴリラ取締役

資産運用わからないし、そもそもそんなお金ないし。。っていう方!資産運用がわからない、お金がないからこそやっておくべきなのじゃ!資産運用もわかっていて、お金もあったら別にやらんでもいい。金融に疎い国民を救うための制度じゃから絶対活用したほうがいいぞ。

日本の年金制度

確定拠出年金をよく理解するためにもまずは日本の年金制度について知っておく必要がある。(年金って本当にもらえるの?みたいな議論は一旦置いておく。)まずあなたがどのような労働形態かによってもらえる年金の種類や額が異なる。まずはあなたがどのカテゴリーに入るのか確認しよう。

  1. 20歳以上60歳未満で自営業の方(配偶者含む)、学生、無職の方
  2. 70歳未満で企業勤めや公務員の方
  3. 20歳以上60歳未満で②に扶養されている配偶者(いわゆる専業主婦・夫)

①に当てはまったあなたは、ズバリ第1号被保険者です!第1号被保険者がもらえる年金は国民年金(老齢基礎年金)のみとなります。また、任意で上乗せして加入できる国民年金基金もあるため、もらえる年金は最大2段階構成になります。国民年金は20歳~60歳の期間(480カ月)のうち、毎月しっかり保険料を納付されている場合は年間78万円が支給されます。

②に当てはまったあなたはズバリ第2号被保険者です!第2号被保険者は国民年金(老齢基礎年金)に加え厚生年金(老齢厚生年金)が必ずもらえます。厚生年金の支給額は年収に応じて異なり、計算方法は複雑かつ個人によって大きく変わります。生涯平均年収を500万円とした場合で考えると、年間180万円が支給されます。結構大きい額ですよね。また、支給額は保険加入期間にも大きく左右されます。新卒で会社に入り、5年後に起業したみたいなケースだと、保険加入期間は5年間のみとなりますので支給額はかなり少ないです。具体的な計算方法はこちらを参照してみてください。

③に当てはまったあなたはズバリ第3号被保険者です!第3号被保険者がもらえる年金は第1号被保険者と同様、国民年金(老齢基礎年金)のみとなります。ただ、第3号被保険者に注意してほしいのは、必ずしも全員が国民年金をもらえるわけではないということです。①日本国内に住んでいる、②20歳以上60歳未満である、③年収が130万円未満である、この3点を満たしていなければ第3号被保険者の方は年金が一部支給されないため注意が必要です。これまでの内容をまとめたものが下図の通りです。

日本の年金構造
引用:一般社団法人投資信託協会

つまり第1,3号被保険者の人は年間78万円、第2号被保険者の人は年間256万円(年収500万円で定年まで働き続けた場合)で老後を生きてねって話なのだ。つまり年金額を増やすには、第1号被保険者は国民年金基金に加入する、第2号被保険者は年収を増やすもしくは勤続年数を伸ばすしかないのである。第3号被保険者に至ってはなす術がない。これっぽちの金額で老後を生きるなんて無理な話で、かつ今の若者には年金が払えないかもしれないみたいな話も出ており、課題が山積している状況なのだ。いや、やばいでしょって話だよね。

確定拠出年金 って何がすごいの?やらないと老後がやばすぎる。

現在の日本の年金制度のみでは老後を豊かに暮らすことはほど不可能だということをなんとなく理解いただけただろうか。さらに追い打ちをかけるように、人生100年時代と言われるほど寿命が延びているため老後までに必要な貯蓄額は増える一方なのである。国や政府も現状を踏まえ、国民の老後を保障できないことがわかりきっているため、自身で2,000万円をしっかり用意してくださいねっていうことをわざわざメディアを通して発信しているわけだ(そもそも2,000万円では足りないと思うが)。

さて、困った。日本人は特に資産運用に疎く、貯蓄がしっかりできている人も少数派ときたら資金が足りず途方に暮れる老人が街にあふれかえることになる未来しか見えない。そんな背景もあり、国民が簡単に資産運用ができて、老後資金を確保できるようにするための施策を打たねばということで誕生したのが「確定拠出年金」なのである。つまり、このまま老後を迎えるとやばいよねっていう状況を打開するためにできた制度なので、この制度を使わないと老後やばいけど大丈夫?って話。よほど収入が良く裕福な生活をしている人以外はやっておくべきなのだ。ここまで読んでくれた賢いあなたなら、今すぐやらないとまずいなって感じてもらえたと思う。では、早速仕組みについて説明しよう。

仕組みと構造は?

確定拠出年金の重要性は理解してもらえたと思う。ここからは具体的にどんな仕組みなのか、何がすごいのかを学んでほしい。まず、そもそも確定拠出年金とな何かについて説明しよう。

確定拠出年金はわかりやすく言うと「資産運用型年金」として考えてもらえるとわかりやすい。国民年金や厚生年金は収めた保険料に応じて年金額が決まるが、確定拠出年金は拠出したお金を元金として資産運用し、運用の成果に応じて年金受給額が決まる制度なのである。運用といっても、加入者が決めるのは「運用する商品」と「拠出金額」のみであり、あとは放置するだけでよい。先ほど日本の年金制について説明したが、確定拠出年金に取り組むことによって将来もらえる年金が増えるので老後の安心材料になる。下図のように、2階建て構造の年金制度にもう1階層増やすことになるで、もらえる支給額が大きく変わることは見てわかるだろう。

確定拠出年金に加入した場合の年金構造
引用:一般社団法人投資信託協会

上図にある通り、確定拠出年金には緑色の企業型確定拠出年金(企業型DC)と個人型確定拠出年金(iDeCo)の2種類が存在する。企業型確定拠出年金はすべての企業が導入しているわけではないが、福利厚生の一環として取り入れている会社が多くある。こういった会社に勤めている第2号被保険者は、企業からの拠出金のみで運用するパターンと、会社の拠出金に加えて加入者自ら拠出金を上乗せするマッチング拠出で運用するパターンがある。一方で企業に勤めていない第1,3被保険者、もしくは企業型確定拠出年金を導入していない第2号被保険者は個人型確定拠出年金に加入することができる。個人型は自ら口座を開設し、拠出金額も全て自己負担となる点が異なる。個人型は自ら口座を開設する必要がある分少し面倒ではあるが、恩恵の大きさを考えればなんてことない。個人型の開設を考えている方はこちらのサイトを参考にしてみてほしい。

確定拠出年金 のメリット・デメリットとは?

確定拠出年金は資産運用しながら自身の年金額を増やすことだけでも十分メリットがある制度だが、その他にも多くのメリットが存在する。一方でデメリットももちろん存在する。以下のメリット・デメリットをよく理解したうえで運用を始めてほしい。

確定拠出年金メリット

  1. 確定拠出年金の運用益は非課税
  2. 個人の掛金は全額所得控除の対象
  3. 年金を受け取る際に控除が受けられる
  4. 運用商品は資産運用のプロが選定したもので厳選されている
  5. 資産運用の重要性に気付くことができる

とにかく確定拠出年金は税制上の優遇がすごい。株式の配当金や外国為替証拠金取引(FX)によって得た収益にはもちろん税金が発生し、収益に対する20.315%が徴収される。つまり100万円の収益を上げたとしても税金で約20万円取られてしまうので、手元に残るのは80万円のみとなる。一方で確定拠出年金の運用益は税金が取られず丸々手元に残るわけだ。さらに、個人の拠出金は全て所得税から控除される。所得が初声資する場合はいかなる場合も所得税を支払うことになる。しかも所得税は所得が多ければ多いほど税率が上がる超過累進税率を採用しているため、非常に多額の税金を支払うことになる。しかし、確定拠出年金に拠出金を支払えば、拠出した分は所得とは認識されず、支払う所得税が少なくなるのである。さらに確定拠出年金を受け取る際にも税制上のメリットがある。年金で受け取る場合は公的年金等控除が適用されるし、一時金として一括で受け取る場合は退職所得控除が受けられる。これらのメリットの通り、所得税が減り、運用益に税金がかからず、受け取る際も控除が受けられるという国民大感謝祭セールが行われているのである。

また、資産運用も有象無象の運用商品から資産運用の専門家である運営管理機関が厳選した商品のみをラインナップにそろえているので初心者でも安心である。投資歴が長いゴリラ取締役でも満足して商品を選べるくらい充実している。

最後のメリットはあなた次第ではあるが、投資がいかに資産を増やすのに効果的であるを身を以って体感することになるので資産運用に積極的になり、勉強の機会になり得る点も大きなメリットの一つである。確定拠出年金を通して、資産運用に興味を持ち、自ら資産を管理できるようになれば、豊かな老後を過ごせる可能性は大きく広がるだろう。確定拠出年金を始めて自身で投資を始めたいと思った方は一度コチラのサイトを読んでみてほしい。

一方でデメリットと言えば、60歳になるまで引き落とせない点くらいだろうか。老後までにすでに資金が底をつき、確定拠出年金を引き出そうとしてもそれはできない。あくまでも老後のための資金として積み立てていることは頭に入れておいてほしい。

運用商品をどのように選べばいいかわからない!

実は運用商品の選び方に正解はない。どの商品を選んで資産運用するかは、あなた自身がどれくらいのリターンを期待し、どの程度のリスクを許容するかによっても大きく異なる。基本的には、大きく分けると国内/海外、株式/債権の4象限に分かれ、25%ずつ保有するのがベースとなる。このベースから、投資に対してあなたがどのような志向を持っているかによって大きく変わるので、以下の点をまずは自身で確認していただきたい。

  • 安定して増やしたい(リスク低い) or どんどん増やしたい(リスク高い)
  • 年齢は若年層(30代以下)か中高齢層(40代~)
  • 投資経験の有無
  • 運用評価額が減少した場合の対処方法(すぐ別の商品に切り替えたい、このまま持っていたい等)

これらの項目の回答次第でどの商品をどの割合で組み入れるべきか(これをポートフォリオと呼ぶ)が大きく変わってくる。投資未経験の方は、ポートフォリオをどう構成するかがわからないと思うので各社のポートフォリオ診断等で調べてみると良いだろう。

実際に回答して結果がこちらだ。例えばまだ年齢も若く(20代)、投資も未経験で、老後資金に対してもそんなに危機感もないため積極的に資産を増やしたいという方は以下のようなポートフォリオになる。リスクが高いが収益性も見込める国内株式や先進国株式の比率が多く、一方でリスクが低い債券関連の割合がやや少なめである。

引用:マネックス証券 iDeCoポートフォリオ診断

一方、高年齢であり(50代後半)、投資の知識も豊富。ただし、老後資金は確保したいのでリスクは取らずに安定的に増やしたい人がいたとする。そんな方は以下のようなポートフォリオになる。先ほどの例とは全く逆のポートフォリオになっており、リスクが低い国内債券が半数を占め、リスクの高い国内株式や先進国株式の比率がかなり減っている。このように、加入者の志向や状況によってポートフォリオは大きく変わるので、是非無料診断等で自身がどのようなポートフォリオで運用すべきかを検討してほしい。

引用:マネックス証券 iDeCoポートフォリオ診断

ゴリラ取締役のポートフォリオはこれだ!

ワシも、もちろん確定拠出年金加入者である。一つの参考として、ワシのポートフォリオと収益を掲載するので是非参考にして欲しい。ワシの志向性とペルソナは以下の通りじゃ。

  • 志向性:積極的に増やしたい。含み損が出ても保有し続ける。
  • 年齢:若年層
  • 投資経験:豊富
  • その他:海外株式に熱視線。

このような志向性を持つワシが組んだポートフォリオが以下の通りだ。海外株式が好調である点、積極的にリスクを取りに来たい志向から、海外株式のアクティブファンドを約40%保有している(かなりリスクを取ったポートフォリオであることに注意)。その他は国内株式・債券で約50%を占め、残りは新興国株式と元本保証型の商品を組み入れている。これらのポートフォリオで運用した結果が図2である。拠出金額は102万円となっているが、資産評価額は124万円と約22万円増えている。加入したのが約3年前なので、年間あたり7万円ずつ増えている計算だ。このまま運用した場合、定年までに1,200万円程度になるので、老後2,000万円問題の半分はこれで賄うことができる。

確定拠出年金ポートフォリオ
図1:ゴリラ取締役のポートフォリオ
確定拠出年金運用実績
図2:運用実績

まとめ

確定拠出年金の良さは十分理解してもらえたのではないだろうか。この記事を読んでくれたあなたは豊かな老後生活を過ごせる武器を一つ獲得したといっても過言ではない。是非とも今回吸収した知識をフル活用して豊かな生活を送れることを切に願っているぞ!では、今日はこの辺で。

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